肥満と血圧の関係

高血圧症の人には肥満型が多く、やせていた人が太ってくると、それにともなって血圧も高くなるのが普通です。
やせ型の人でも高血圧はみられますが、肥満型の人はやせ型の人と比較して、男では3〜4倍、女では6倍も高血圧がみられるといわれています。

 

肥満型の人に高血圧が多くみられることは事実ですが、その理由はよくわかっていません。
やせ型の人にも高血圧がみられるのですから、肥満が高血圧の直接原因であるとはいいきれません。

 

 

いずれにせよ、肥満して体重がふえれば、心臓の負担を大きくしますから、健康的には好ましくない状態といえます。
肥満者の平均寿命が短かいことは、いろいろな統計に示されています。
とくに、25歳をすぎてから体重がふえてくるのは、将来その人が心臓病によって死亡する公算の大きいことを物語るといわれています。

 

また、外国の学者の統計によると、中年をすぎた人で、標準体重より4.5キロ多い体重の人の平均死亡率は、標準体重の人にくらべて8パーセント高く、9キロ多い人は18パーセント、13.6キロ多い人は28パーセント、22.7キロ多い人は56パーセントというように、肥満の度が強ければ強いほど、死亡率が高くなっています。

 

 

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