腎臓結実
結核菌が腎臓をおかして空洞をつくるもので、肺に結核がある場合に多く起こります。
症状のばじめは、膀胱炎の症状がおこり、一進一退しながら、悪化します。
尿の回数が多くなり、一目10〜20回にも及び、睡眠がとれないために衰弱します。
また、尿は黄色くにごっていたものが、血尿をみるようになり、さらには赤ワイン色になった、血の塊がまじったりします。
まれには腎臓に痛みがあったり、高熱を出したりもします。高血圧をきたす人もあります。
治療は、化学療法をおこなって、全身の結核をなくさないといけません。
治療をしないで自然に治るということはありません。
食事はまったく制限する必要がなく、根気よく化学療法をつづければ治ります。