職場の環境を快適なものに

現代人の生活環境

 

現代人の生活は、スピーディで複雑です。
仕事はオートマ化され、家庭生活も電化され、余暇は時間的に多くたったとはいっても、現実の生活環境はかならずしも快適なものではありません。

 

たとえば、青空はスモッグにおおわれて日光がさえぎられ、大気は炭酸ガスその他によって汚染され、水質もまた工場廃液などによって汚濁されています。

 

食物はといえば、野菜、果物ばかりか牛乳にまで農薬がまじっており、甘味食品には甘味料が添加されているというように、健康をむしばむ因子は、生活環境にみちあふれています。
しかも、路上には交通事故による死傷の危険が待っており、交通機関もまた人命を托するにたる安全性を保障しないというに至っては、心身のストレスがたかまり、ノイローゼになる人がふえるのも、必然の傾向といえるでしょう。

 

これらの条件をそなえた生活環境が、高血圧にとって、好ましくないことはいうまでもありません。
だからといって、好ましくない生活環境を個人の力で改善することはほとんど不可能です。

 

しかし、すべてを大幅に、一挙に改善することは不可能であっても、工夫しだいで、環境をある程度まで快適なものに改め、ストレスを解消して、健康を保持することは不可能ではありません。

 

 

DHA&EPAで血液をサラサラにして高血圧を改善

家庭・職場での心得記事一覧

現代人の生活は、ストレスを起こしやすい環境の中でおこなわれています。ストレスが血圧を上げることは後にくわしく説明しますが、環境が変わっただけでストレスが解消して、血圧が下がる例はめずらしくありません。環境が変われば高血圧にょい影響があるとわかっていても、公害や交通事故を個人の力で解消することはできません。個人の力でできることは、せいぜいよい環境を求めて移ろという程度のことです。たとえば、職場を変え...

働いているときの血圧は上がり、休んでいるときの血圧は下がるのが、正常な血圧のあり方です。休んでも血圧が下がらないという状態は、病的です。これは、肉体労働についてだけみられる生理現象ではなく、精神労働についても同様です。思考や記憶のために精神が緊張しているときは、血圧は想像以上に高くなります。これを逆の面からいえば、血圧の高い状態でなければ、運動、仕事、勉強などは効果があがらないということになります...

高血圧症の人でも、深い睡眠状態にあるときの血圧は、健康者の血圧とあまり差がありません。すなわち、唾眠をとれば、血圧は非常に下がります。したがって、高血圧があまりすすんでいない時期で、ほかに合併症もないような人は、薬はもちろんのこと、特別の治療をしなくても、夜間に十分な睡眠をとることによって、毎日の仕事をつづけることができます。睡眠は、夜間にとるのが、自然のリズムと適応することになりますから、効果的...

高血圧にとって、入浴がよいか悪いかは、いちがいにいえません。一般的には、入浴は血圧を上げるだけでなく、入浴をして脳卒中を起こしたという例がすくなくないなどの理由から、高血・者は入浴しないほうがよいともいえますが、入浴にはいろいろな利点、効能もあるのですから、一律に禁止する理由はありません。要は、症状の軽重に応じて可否をきめ、入浴の方法を心得ておこなうようにすれば、特に問題となるようなことはありませ...

転地療養をする場合の心得の一つとして、高血圧の温泉療法についてふれておきます。まず、泉質としては、単純泉、タンサン泉、硫黄泉、芒硝泉、石膏苦味泉、石膏泉などが、高血圧に効果があるとされています。温度は、38〜40度ぐらいまでの、熱くない湯が適します。温泉浴では、入浴の回数が多くなりがちで、そのために湯疲れとよばれる疲労を起こす例がありますが、高血圧者のばあいには、一日1〜2回とし、一回の入浴時間は...

便通をよくすることは、どんな病気の治療にも大切なことです。便秘があると、頭重、頭痛、肩こり、のぼせなどの原因となるばかりでなく、排便の際に力みがちですから、そのために無用に血圧を上げることになります。便通をよくするためには、野菜、果物類を多くとるようにするのも効果があります。高血圧で、心臓や腎臓のはたらきがおとろえている人は、夜間の排尿が多くなりがちです。夜中に尿意をもよおし、ふとんから急に起きあ...

性交が血圧を上げることは説明を要しません。ある調査結果によると、性交による血圧の上昇は、最高血圧が30〜80mmHg高くなり、最低血圧も20〜40mmHg高くなると報告しています。しかし、この程度の血圧の上昇は、それが一時的のものであるかぎり、それほど問題にたりません。もっとも、これは正常血圧者についていえることであって、平素から血圧が異常に高い人にとっては、やはり危険が高まるといってよいでしょう...

高血圧者にとって、冬の寒冷は大敵といえます。それは、寒冷にあうと、血管が収縮して血圧が上がそのために症状を悪化させる危険が大きくなるからです。私たちの皮膚は、気温の変化に対して敏感に反応します。寒冷にさらされると、体表面の細動脈が収縮して、その附近の血液の量を減らします。また、毛孔も収縮して、発汗量を制限します。以上の現象は、寒冷のために体温がうしなわれることを防ぐ、生理作用として起こるものです。...