コレステロールの測定

動脈の硬化現象の一つとして、アテローム変性と呼ばれるカユ(粥)状の変化が起こり、このアテローム変性が起こるのは、血清中のコレステロールがふえるからであるということはここで説明しました。

 

このコレステロールは、脂肪にふくまれている物質であって、脂肪とくに動物性の脂肪を多くとる人は、動脈のアテローム変性、すなわち動脈硬化を起こしやすいといわれています。

 

血清中のコレステロール値は正常では150〜250mg/dlですが、平均して200前後と考えていればよいと思います。

 

動脈硬化があっても高血圧でないこともありますが、この両者は極めて密接か関係にあります。
動脈硬化、ことに絹紬賜硫化かおると血液の流れが悪くなりますoで、心臓は強く収縮して血液を送り出すために血圧が高くなり、また高血圧があると細動脈硬化か進行するのです。

 

 

いずれにせよ、高血圧と動脈硬化とが合併している状態というものは、脳卒中や心筋梗塞など、危険な症状をひきおこすおそれが多分にありますので、警戒を要します。

 

そこで、高血圧がある場合には、動脈硬化の状態をしらべる必要があり、その方法として、血清コレステロールを測定することがおこなわれています。

 

コレステロールの測定は、技術的に難しいのですが、大きな病院ではたいていおこなっていますから、高血圧症の人は、コレステロールを測定してもらって、動脈硬化の程度をあきらかにし、必要な対策をとることをわすれてはなりません。

 

 

 

注意

 

高血圧に必要な検査について書きましたが、これらの検査は、いずれも専門家によっておこなわれることが大切であり、また、総合的におこなってこそ、正しい判断の資料となるものです。
したがって、ある一つの、たとえば心電図検査をしたら不整脈が記録されたとか、尿検査をしたらタンパクが発見されたとかいうことだけで、高血圧の軽重を判断することはできないのです。

 

 

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