血管と血圧の関係

血圧は、血液が血管の壁に及ぼす圧力です。
この場合の血管は、動脈血管をさします。

 

血液は、心筋のポンプ作用によって左心室から大動脈へおし出され、総額動脈、鎖骨下動脈、総腸動脈、腎動脈、肝動脈また手足の動脈などに分かれて、やや細い小動脈からさらに細動脈を経て毛細管へと送られますが、ここで組織に血液中の酸素や栄養分などを供給します。
そして、ここから静脈系に変わり、毛細管から細静脈、小静脈、大静脈へと流れながら集まって、右心房に注ぎます。

 

静脈系を流れる血液は、組織へ酸素を供給して代りに炭酸ガ7 を受取ったいわば老廃物ですが、この炭酸ガスをふくんだ血液は、右心房から右心室にはいり、肺動脈に送りこまれます。ここで炭酸ガスを肺に出し、代りに肺から酸素を受取って、老廃物のない新鮮な血液に生まれ変ります。

 

これが肺静脈を通って左心房にもどり、ついで左心室にはいって、ふたたび大動脈へおしだされるのです。

 

ところで、右のような血液循環が円滑におこなわれるためには、血液が一定の量と速度で、血管を流れていなければならないわけですが、そのために血圧が必要です。そして、血液は、血圧の高いほうから低いほうへと流れます。

 

このことを動脈の各部についていえば、正常な状態で左心室を出た直後の大動脈における血圧は、最高140〜150mmHgを示します。
これが、上腕動脈では120mmHgとなり、携骨動脈では90〜100mmHg前後となり、細動脈の部分では70〜80mmHg、毛細管では平均20mmHgというように、動脈が心臓から遠く、細くなるにしたがって、血圧も低くなり、血液は血圧の高いほうから低いほうへと流れていることがわかります。

 

 

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