血管の病気

血管は、血液循環のために必要な唯一の路線ですから、その重要性は説明するまでもありません。
したがって、この血管に障害を起こすと、いろいろな重い症状をあらわします。

 

たとえば、動脈硬化は、この血管の病気の代表的なものですが、動脈硬化がすすむと、高血圧を起こして、脳卒中や心筋梗塞の原因となります。

 

このほかにも、血管の病気として、つぎのようなものがあります。

 

 

 

動脈の病気

 

 

大動脈瘤

 

動脈の壁が部分的に拡張、突出してくる状態をいい、大動脈、ぶ動脈にでざるものは、生命にかかおる障害をおこします。
原因は、梅毒によるものがいちばん多く、動脈硬化、高血圧、外傷、先天性などのものもあります。

 

治療は、クスリのほか、外科手術などがおこなわれています。

 

 

栓塞

 

血のかたまりが血管につまった状態です。
手や足の血栓では突然に手や足がはげしく痛みはれてきます。
そして数日後には、手や足の先からくさりはじめ、さらに脱疸にすすみます。
また脳の動脈に栓塞が起こると脳卒中症状を起こします。

 

 

老人性壊疸、動脈硬化性壊疸

 

老人で手や足の動脈硬化かすすんで、動脈の内腔がつまり、壊疸を起こしたものです。
梅毒や糖尿病からこれと似た状態をひきおこす例もあります。

 

 

特発性脱疽

 

手や足の血管に特殊な炎症がおこって、そのために動脈がつまって起こる病気です。

 

足の指や、ふくらはぎなどに不快感があり、冷めたく感じ、また、虫がはっているような感じもあります。
間欠性跛行といって、すこし歩いていると痛くなって歩けなくなるのもその症状の一つです。
そのうち足の爪が割れて小さくなり、指先が紫色をおびてきます。
はげしい痛みも起こり、指先がくさってきます。
治療は、注射や手術によります。

 

閉塞性血管炎、ビュルガー病とよばれるものも大体おなじようなもので、30歳前後の男子に多くみられます。

 

 

 

静脈の病気

 

 

静脈瘤

 

大動脈瘤とかなじようなことが静脈に起きた状態ですが、症状としてはたいしたことはなく、皮膚の栄養障害、むくみ、外傷をうけたばあいに潰瘍にたりやすいということかあります。

 

 

血栓性静脈炎

 

大手術のあとなどに起こることかあり、静脈に変化か起こって血のかたまりができ、これか静脈の内腔につまるのが原因とされています。

 

急に足がはれて痛く、紫色になります。絶対安静にして、足を高く保ち、温湿布をすれば自然にかおるものもありますが、安静を怠って動きまわると、血栓が遊離して、脳や心臓の血管をつまらせ、重大な症状をひきおこす危険があります。

 

 

 

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