座位の保持

脳卒中の軽いものは、数日後には、ふとんの上に起きおふろことができる程度に回復します。
しかし、気分がよいといって、あまり早めに起きたりすると、とくに脳出血では病勢がぶりかえして失敗する例が少なくおりませんので、医師の指示をまもります。

 

患者がはじめてふとんの上にからだを起こす場合には介添えが必要です。
患者の背中に手をあてて、しずかに上体を起こしてやります。
このとき、手足はなすと患者がたおれますから、そのまま支え続けていなければなりません。
手をはなすばあいにぱ、代りに支えとなるもの、たとえば布団のようなものを背中にあてて寄りかからせせ、座位を保たせます。

 

なお、患者の体力によって、上体を起こすことが無理危と考えられるようなばあいには、途中でやめて、後目を待ちます。無理をしない範囲で、徐々に訓練を枯み重ねていくことが大切です。

 

 

機器や器具も利用する

患者は、いつも介助者がいなければ、運動や訓練ができないという、安易な考え方をもたないで、自発的、積極的にリハビリテーションをおこなうという意欲をもつことが大切です。
そのためには、いろいろの器械や器具を利用するのが効果的です。

 

たとえば、座位を保持するための訓練は、ふとんを積み重ねて背中をあてているという方法のほか、傾斜台を使川する方法もあります。これには、ベッドに寝たままの姿勢で、台を傾斜させて、座位の感覚になれさせると便利です。
傾斜の角度が任意に操作できるようになっていて、最初は30度ぐらいからはじめ、徐々に角度を大きくしていきます。

 

この傾斜台は、患者のからだをハンドで固定するようになっていて、ある程度の体重を足にかけ、自分で立つときの訓練もできます。

 

手足を動かす運動の機能訓練には、滑車、バネ、おもりなどを利川します。たとえば、肩やひじの関節を動かす運動では、ベッドに寝たままで
も、滑車を利川すれば、屈伸運動ぱ介助骨なしでおこなえます。

 

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