歩行の訓練

座位から起立へ、起立から座位へうつる動作が、確実にできるようになったら、歩行の訓練に移ります。

 

歩行訓練は、病院などでは平行棒を利用しておこなっています。
家庭では、べッドの枠、いすの背、テーブルなどを代用し、これに手をそえて体重を支え、徐々に足をはこぶ方法が考えられます。

 

歩行の要領は、まず、自由のきく足に体重をかけ、手で支えている位置からはじめます。
最初にマヒのある足を、前方へ約20センチくらいふみだし、手でからだを支えたまま、体重を前方の足に移していきます。
つぎに、後方の足を前方へはこび、これに体重を移してから、ふたたびマヒした足を前にだすというように、交互に、ゆっくり歩行をつづけます。

 

自力で歩行練習が無理であれば、介前者の手をかりておこないさすが、できるだけ自力でおこなうことが大切です。

 

 

この訓練によって、ある程度に成果があがったら、つぎには、杖をつかって歩く訓練に移ります。

 

歩行訓練に用いる杖は、松葉杖でなく、T字型の杖が適します。
杖の高さは、足の骨の大転子とよばれる部分の高さに相当するものがよく、これは、腕をかるくまげてにぎるようになっています。

 

このT字型の杖を自由のきく手で持ち、訓練の初期には、起立の姿勢から、杖を前方へ出し、つぎに不自由な足を出し、それから自由のきく足をはこびます。このようにして、一歩ずつ前進します。

 

歩行訓練をくりかえし、上達したら、こんどは杖と不自由な足を同時に前方へ出し、それから自由のきく足をはこぶという方法に変えます。

 

以上に述べた、杖を用いておこなう歩行訓練は、最初は室内の畳の上々、廊下などを練習場にあて、上達の程度に応じて距離を延ばしていきます。
また、段階の昇降、敷居や溝をこえる訓練、庭や往来出る訓練というように、段階的にに、徐々に進めていきます。

 

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