脳中枢との関係

心臓や血管の働きを支配している自律神経は、いちおう、脳中枢とは別個の独立した神経ですが、関係がないわけではありません。
すなわち、自律神経系の中枢は、間脳の視床下部とよばれる領域にあって、ここから下行神経路が出て脳幹を通り、脊髄へ下り、ここから、末梢の交感神経や副交感神経になり、単独に、あるいは体性神経(骨格筋や感覚器を支配する神経)といっしょになって、内臓の平滑筋や分泌腺へ分布しています。

 

 

このように、自律神経である交感神経および副交感神経は、脳・脊髄神経系とも連絡しています。
連絡はありますが、普段は自律的にはたらいています。
また、血管に対しては、主として細動脈の収縮、拡張を支配して、血流ひいては血圧を調節しています。

 

ところが、大脳のはたらきであるエモーション (情動)とよばれる、怒り、不安、恐怖などは、前述の視床下部で形成され、行動として現わされ
ることが明らかにされています。その視床下部は、自律神経系の中枢でもあるというわけです。

 

そこで、わたくしたちが「怒る」という精神状態になったときは、血圧が上がりますが、これは中枢の興奮が、末梢の交感神経につたわり、心臓を興奮させ、細動脈の平滑筋を収縮させることによります。

 

もっとも、このようなエモーションの影響で自律神経がはたらき、血圧を上げるのは、一時的な現象であって、怒りが消えれば、血圧はやがて元の状態にもどります。
しかし、一時的にもせよ、しばしば怒って血圧を上げることは、百害あって一利なしといえます。
怒りだげでなく、不安、恐怖、不快感なども、情動に属しますので、高血圧には好ましくない精神状態です。

 

 

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