心筋梗塞

冠状動脈がつまったために、心筋を養う血液が心筋に行かなくなり、その流域の心筋組織が壊死した状態です。

 

高血圧、肥満症、糖尿病などのある人に起こりやすく、初老以後の男性、とくに精神労働に従事している人に多くみられる病気です。

 

症状は狭心症に似ていますが、もっとはげしく起こります。
発作を起こす数時間前に、不安、不眠、心臓部の痛みなど、前駆症状を自覚することもあります。
ついで、狭心症の発性に似て、それよりも強い痛みが、心臓部から胸骨のうらがわに起こり、背部へかけて放散します。

 

痛みは、狭心症では数分または十数分で消えるのに対して、心筋梗塞では長く持続します。
また、多くはショック症状をあらわし、冷汗、顔面蒼白、チアノーゼなどをともないます。

 

 

発作中血圧はいちじるしく低下し、脈は微弱となって、不整脈もみられます。
また、不安、興奮など精神動揺がはげしく、七転八倒の苦しんだ後に、意識をうしなう例もあります。

 

心筋梗塞症は、特有の心電図変化をか示しますので、それによって心臓内の異常をたしかめ、その程度を診断することができます。

 

治療は、まず絶対安静をまもり、心臓部を冷やし、アトロピン・モルヒネの注射、酸素吸入などをおこないます。
ショック症状に対しては、ノルアドレナリン、ネオシネジン、コミンなどをくりかえしあたえます。
このほか、狭心症と同様の手当をおこないます。

 

なお、症状が安定してからも、医師の許可があるまでは、安静をつづけていないと、再発したり、脳血栓などの危険な症状を起こしがちですか
ら、注意を要します。
一般に安静治療期間は6週間ぐらいとされています。

 

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