食生活と健康

私たちが食物を取るのは、言うまでも無く生命を維持するために必要な栄養素を食物としてとるためです。
私たちは、栄養素を体内にとりいれて生命をつなぎ、エネルギーをつくって生活をいとなんでいます。

 

ところで、食物は、栄養素ばかりをふくんでいるわけではなく、人体に有害な物質や、エネルギー化されない物質もふくんでいます。
したがって、有害な物質を多くふくんでいる食物をとれば健康は害され、あるいは生命をうしなうことがあり、エネルギー化されない食物ばかりとっていたのでは、十分な活動ができません。

 

健康者と病弱者があり、長命を保つ人と短命でおわる人がいるのは、それぞれに原因がありますすが、不測の事故として、多くはその人の日常生活における環境の影響、とくに食生活の影響が大きな比重をしめていることは疑問の余地がありません。

 

食物は、健康の維持、増進に必要な栄養素のほか、毒性を含んだものもあり、食物のとり方は人それぞれに質、量ともにちがっていますから、数年あるいは数十年間にわたる食生活における個人差が、各人の健康状態の差とたってあらわれることは、なんのふしぎもありません。

 

別のいい方をすれば、健康の維持、増進に適した合理的な食生活をすれば、その人は健康な生活をつづけることができ、これに反して不合理な食生活をしていると、健康が害されるということです。
もちろん、食生活だけが健康を左右するものではありませんが、その重要性はあらためて強調するまでもないことです。

 

 

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