腎臓の病変

高血圧の影響が腎臓にあらわれるのは、末期に多いとされています。

 

 

高血圧と腎臓とが密接の関係にあることは早くから知られており、腎炎などで腎臓に障害があると血圧が高くなります。
これを腎性高血圧といいますが、腎炎が治って障害がなくなると、高血圧もなくなる例が多いのです。

 

 

しかし、高血圧がもっとも多いものは腎臓などに障害がなく、原因がよくわからない本態性高血圧ですが、そのような高血圧も、やがては腎臓の病変をともなうようになることがめずらしくありません。
悪性高血圧では、腎臓がひどくおかされているという点からも、高血圧症の検査では、眼底検査とならんで、腎臓のはたらきをしらべることが必要となっています。

 

 

高血圧の長い経過のうちに、腎臓の動脈の硬化がすすみ、腎臓の組織が徐々にこわれていくことが考えられますが、腎臓のはたらきがわるくなると、老廃物が血液中にたまって、尿毒症をひきおこすことがあるわけです。
しかし、本態性高血圧から尿毒症になることは稀で、尿毒症になるのは多くは腎性高血圧です。

 

 

尿毒症の起こる以前の状態として、前尿毒症状態とよばれる段階があります。
この時期に十分の治療をおこなえば尿毒症を防ぐこともできます。

 

 

前尿毒症状態のばあいには、ひどくのどがかわき、水を多量に飲むようになります。
これは、腎臓で濃い尿をつくることができなくなり、うすい尿が多量に出るからです。

 

 

血液中に老廃物がふえていくと、頭がぼんやりしてきて、昼間でもウトウト眠りがちになります。

 

 

このような状態のままで適切な治療をおこなわないでいると、食欲がなくなり、頭痛、はきけなどを起こし、尿毒症昏睡におちいってついには死亡します。

 

 

 

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