頭重と頭痛

高血圧者の中には、頭が重いとか、頭が痛いとかといって、症状をうったえる人が比較的に多いようです。

 

頭が重いのと、頭が痛いのとは似たような症状で、程度の問題と思ってよいでしょう。

 

高血圧がなぜ頭重や頭痛を起こすのか、よくわかっていません。頭重や頭痛は、多くのばあい、血圧の高さとは必ずしも関係がなく、血圧が高いということよりも、ほかの原因で起こることが少なくないのです。

 

たとえば、カゼをひいたとき、また、睡眠不足、酒の飲みすぎ、炭酸ガスの多い所に長くいたとき乗物に酔ったときなども頭痛が起こります。
このほか、蓄膿症など鼻の病気や、眼・耳・歯などの神経痛にともなって、頭痛を感ずることもあります。
しかし多いのは、体質的とも考えられている片頭痛による頭痛です。

 

一般に、頭痛が起こるのは、ある部分の筋肉が緊張することと、頭痛の血管が収縮や拡張を起こすことの二つのばあいに多いといわれています。

 

筋肉性のものでは、主に肩から首すじにかけて、筋肉がはり、それが後頭部に波及し、ジンジンするような、またはガーンとするような痛
みを感じます。

 

血管性の頭痛は、頭部の主に外側の血管に、一時的に収縮や拡張が起こり、血管周囲の神経がひっぱられたりして、痛い感じを起こすものと考えられています。

 

頭痛の多くは血管性の頭痛で、ズキズキする痛みの感じのするのが特徴ですが、高血圧が原因で、頭痛を起こすのは、血圧が高くなれば、頭へ行く血管が強く緊張して、そのために頭が痛い感じを起こすからです。

 

高血圧が起こる頭痛は朝起床時に、後頭部が重いとか痛いとかいうことが多いのですが、片頭痛の頭痛もちの人の頭痛は外出したあととか、気ぜわしい思いをした時などで、午後になって起こることが多いのです。
また頭痛もちの人は首すじや肩の筋肉がはって起こる緊張性頭痛をともなっていることも少なくおりません。

 

高血圧で血圧が急に高くなる時には、頭痛のほかにめまいや吐き気、嘔吐が起こることがあり、これが脳卒中のはじまりのこともありますから、このような症状を起こしたときは、すぐに医師の手当をうける必要があります。

 

 

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