脳卒中の前兆

脳卒中は、多くの場合、本人や周りの人が予期していないとき突如として起こりますが、発作を起こすまでには動脈硬化が長い年月を経過していて、だんだん病変がすすみ最後に至って爆発するものです。

 

 

したがって、注意しておれば、脳卒中の前兆をうたがわれるような特徴の一つや二つを自分で気付くこともできるわけです。

 

また高血圧や動脈硬化のある人は、定期的に専門医の検査を求めて、症状の変化を知り、脳卒中の回避その他の対策をたてるのが賢明といえます。

 

 

脳卒中の前兆として、第一にあげられるのは、血圧が急に高くなって、それが容易に低下しない状態がつづくことです。

 

あるとき血圧が急に高くなり、安静にしていても血圧が下がらないということは、急か病的な変化が起きていて、それが改善されないことを物語るものです。
高血圧症や動脈硬化症があって、平常でも血圧が高いのに、さらに血圧が高くなったということは、脳卒中の前兆と考えて、警戒する必要があります。

 

 

第二は、最低血圧が高く腎臓のはたらきがわるいひとは、脳卒中の危険が大きいのです。

 

血圧は、正常な人でもたえず変動しており、とくに最高血圧値は大きく動揺するものですが、最低血圧値は、あまり大きな変動を示さないものです。
ところが、悪性高血圧では、最低血価値がとくに高いことが、特徴の一つとされています。
高血圧に腎臓病を合併した場合の最低血圧値は、150mmHg以上にも上がることかあります。

 

したがって、最低血圧値が異常に上昇しているときは、悪性高血圧が考えられ、尿毒症や脳卒中を起こす危険もありますから、血圧測定や眼底検査その他によって状態をたしかめるほか、医師の治療をうける必要があります。

 

 

第三には、眼底出血があげられます。
眼底の動脈は、脳動脈の一部と考えてよく、密接な関係加あります。
したがって、眼底動脈に出血があるということは、ほかの原因による場合もありますが、脳動脈にも出血またぱその危険が近づいているものと考えてみなければなりません。
これも専門医の検査を求めて、適切な治療をうける必要があります。

 

 

以上のほかに、高血圧の人ではつぎのような自覚症状があるばあいに脳卒中を起こすことが多いのです。

 

  1. 唇や舌に、異常が感じられる
  2. 左右のどちらか片側だけ、手、足などがしびれるような感じがある
  3. 言葉がときどきもつれることがある
  4. 頭痛やめまいがしばしば起きる
  5. はきけがする

 

 

DHA&EPAで血液をサラサラにして高血圧を改善

脳卒中の前兆関連ページ

脳出血
重大な後遺症を残すことが多い脳出血。言語障害などの障害をもたらします。
脳軟化
脳梗塞、脳血栓、くも膜下出血などの原因や症状を見ておきましょう。