顔色の変化を観察する

脳卒中には、脳出血と脳軟化とがあり、その応急手当の方法は、多少ちがいます。

 

発作は脳出血にょるものか脳軟化であるのかを知る必要かおりますが、これは医師でないと、正確に見分けることはできません。
しかし、およその見当をつけることは、医師でなくてもできます。
それは、例外もありますが、発作が急に起こって、昏唾が深く、嘔吐などあるものは脳出血、起こり方がゆっくりで症状が比較的軽いときは脳軟化と考えてよいでしょう。
よく顔色で区別できるようにいわれていますが、脳出血でも発作のはじめにぱ顔色が青白くなり、時間が経つと赤くなるのです。
顔色が青白いからすぐ脳軟化とするのは誤りです。

 

また、脳出血は、壮年者にもありますが、脳軟化は老齢者に特有の病気ですから、40〜50歳の人が脳卒中を起こしたときは、脳軟化ではなく脳出血であると考えることもできます。

 

脳出血のと氷枕や水嚢を用いることが行なわれていますが、これは理由のないことです。
体に冷たいものを当てることは血圧を急に高くしますから、よくありません。
また出血をとめる効果もないのです。

 

けいれんが起きた場合

脳卒中でたおれた患者が、けいれんを起こし、ひどくからにを動かすような場合には、まわりの人が、患者のからだをおさえて、あまり動かないようにしてやります。
脳出血の直後にからだを動かすと、出血量が多くなって、それだけ症状を重くし、回復を困難にします。
そのために絶対安静を必要としているのです。

 

また、けいれんを起こすと、患者が舌をかむおそれがあります。これを防ぐためには、割りばしのようなものをガーゼで巻いて、歯と歯のあいだにさしこんでやります。

 

 

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