患者の栄養

脳卒中でたおれた直後から一日ぐらいは、とくに食物をあたえる必要はありません。
医師がブドウ糖やリングルなどの注射をして、栄養や水分を補給してくれます。

 

患者が食物をほしがるようになったら、医師に相談して、治療食の指導をしてもらいます。

 

患者が少しでも意識を回復すると、そばの人はすぐ飲物などをあたえようとしますが、はやまると気管のほうへ飲物が入り、むせて血圧が高くな
ったり、重症の肺炎を起こして死亡する危険があります。
患者が自然に、周囲に気付く程度に意識が回復したら、あたえるようにします。
そのばあい患者は横向きの姿勢にして、吸呑みではなく、茶さじで根から少し入れてやります。
飲みこんだのを確かめて次をあたえるようにします。

 

 

脳卒中の治療食は、最初は離乳期の幼児の食事に準じてあたえます。
すなわち、牛乳、おも湯、果汁、スープ、三分がゆ、五分がゆというように、流動食から半流動食へと、症状に応じてすすみ、徐々に普通食へ移ります。

 

身体の清潔

脳卒中でたおれた心後の1〜2週間は、患者の体をみだりに動かすわけにいきませんので、ある程度のよごれはやむをえません。

 

経過がよくて、医師のゆるしがあれば、患者のからだのよごれをふきとってやります。
そのばあい、全身を一回でふききよめようとしないで、何回かに分けて、数日がかりで、手、足、からだなどをすこしずっきれいにしてあげます。
あまり時間をかけると患者に苦痛を強いることもあり、冬はカゼをひかせたりしがちですから、天気のよい日をえらんで、手早くすませることが大切です。

 

入浴は、医師のゆるしがあるまで禁止です。

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患者の運搬
脳卒中の患者を運ぶ際には、頭を動かさないということが重要です。
顔色の変化を観察する
顔色で判断できる場合も有りますが、出来る限り医者の判断を待ちましょう。
嘔吐の処置
脳卒中では嘔吐をともなうことがあります。その敵は適切に処理しなければなりません。
氷まくらと湯たんぽ
普通は病院に搬送されるので問題ないですが、知識として知っておきましょう。
保温と換気
普通の病院なら設備が整っているものですが、退院したあとも必要な知識となります。
床ずれの防止
脳卒中患者は自分で動くことが出来ない場合が多いので、床ずれなどは注意しておく必要があります。