民間療法

医療の専門家である医師の行う治療に対して、専門家でない人が、個人的な体験や口伝などにもとづいておこなう治療法を、民間療法といっています。
多くは植物の根、皮、葉、花、実などを粉末とし、あるいは煎じ汁として服用するもので、効果については速断できませんが、人によっては特効をあらわすことがあり、費用がかからず、副作用もほとんどないなどの利点もあって、一部の人から強く支持されている療法です。

 

つぎにそのいくつかを掲げておきます。

 

 

 

どくだみの葉

 

高血圧や中風によい民間薬として、古くから知られています。

 

庭や路傍などに自生するどくだみ科の多年生草本で、茎の高さ約60センチ、地下茎で繁殖し、白い小さな花をつけます。葉は有柄互生でハート形をしており、悪臭をもっています。

 

この葉を乾燥させ、一日10〜20グラムを、0.5リットルの水で煎じて半量になるまで煮つめます。これをお茶がわりにのみます。

 

どくだみの葉には、血圧を下げるはたらきをするルチンに似た成分をふくんでいるために有効と考えられ、また、便通をととのえる効果もあります。

 

 

 

くわの葉

 

かいこの飼料にするくわの葉は、中風の民問薬として古くから用いられてきました。
薬を乾燥させておき、粉末にして常時服用します。

 

くわの葉は、ビタミソCや葉緑素を多くふくんでいますので、ビタミン補給源として好適です。
また、新芽は煮物やゴマあえにして食用にもなります。

 

 

 

かきの葉

 

多量のビタミンCを含んでいて、高血圧だけでなく、胃腸病や糖尿病の民間薬として古くから用いられてきました。
また、かき茶として市販さ  れています。

 

かきの葉は、秋になると落ちてしまいますので、夏のあいだに葉を採取し、数日間、陰干しにしてから、こまかくきざんで蒸気でむらします。
あまり長くむらすとビタミンがこわれますから、1〜2分間蒸気をあてたら冷まし、ふたたび蒸気をあてるというように、くりかえしながら徐々にむらします。

 

これをもういちど陰干しにして、茶筒など容器にいれて保存しておき、お茶がわりにして飲んだり、粉末にして飲んだりします。

 

 

 

うつぼ草

 

山野に自生するしそ科の多年生草本で、ほかの草が青くしげっている夏期に、枯れ草のような色をして見えるので、夏枯れ草とよばれます。

 

漢方では「かこそう」といい、利尿剤としていますが、民間療法ではその葉を煎じて、お茶がわりにのみます。
つくり方は前述のどくだみとおなじです。

 

 

 

くこ

 

山野に自生するなす科の落葉小低木で、強精薬としてひところ話題になったことかあり、また、くこ酒の材料にもされています。

 

葉はやわらかく繊長で、とげをもっています。
夏のころ、うすむらさかの五弁花をつけます。
果実は赤く卵形で、食用にもなります。

 

根と皮は乾燥させて地骨皮(じこっぴ)といい、葉は乾燥させてくこ葉とよび、いずれも解熱剤に用いますが、高血圧には葉を煎じて、お茶がわりにのみます。

 

 

 

黒豆・ごま

 

黒豆は煎じてその汁をのみ、ごまはすりつぶして、野菜のごまあえにしてたべます。
いずれも高血圧によいといわれています。

 

 

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